emacsでscheme使えるようにさせちゃる 【windows8.1編】

タイトルまんまです。windowsschemeを使えるようにしたかったのです。

今回は、emacs上でschemeプログラム作成・実行をできるように環境構築しました。

 

参考サイトを見ながら設定してたんですけど、結構昔の情報で、windowsちゃんの様子がちょっぴり変わっていたので、メモメモ&メモします。

大前提として、環境整えたりするのバリバリ初心者野郎なので、「そんなん常識やん」みたいなことまで書いてるかもしれません。そっと見守っていてください。

 

では、はじめにインストールする際に参考にしたサイトを紹介します。私の記事見なくてもこの素晴らしいサイトを閲覧すればバッチリ設定できますよ!

Scheme 入門 1. Scheme 処理系のインストール

 本記事参考にインストールしようと思っている方も、基本的に上記サイトを見てインストールを進めていただければと思います。ここから先は上記サイトを見ている前提で話をしていきますので。

 

というわけで、私が進めた順番に、手間取ったところを補足という形で説明していきます。

①MzSchemeのダウンロード

ダウンロードのポイント

・リンク飛んだら[windows (95 and up) x86]を選択して[download]をクリック。

→[Main download (USA, Massachusetts, Northeastern University)]みたいなやつクリックして.exeファイルをダウンロード。

→実行してインストール。

 ※ちなみに、MzSchemeダウンロードするページで出てくる変なポップアップみたいなよくわかんないやつは毎度無視してcloseしました。ああいうの赤い部屋見てからずっと苦手なんですよね・・・。

 

②Pathを通す

windows8.1ではマイコンピュータじゃなくなっているので、やり方だけ説明しますね。

Pathってなんぞや、というのは調べてみてくださいな(気分が乗ったら今度記事にするかも・・・)。

Pathの通し方

・チャーム(画面右からびろんと出てくるメニューバーみたいなやつ)を出して、[検索]をクリック

→「PC」と検索。パソコンアイコンの[PC]をクリック。それが元マイコンピュータです。

・[PC]ウィンドウ上で適当に右クリック

→[プロパティ]をクリック。システム画面が出てきました。

→[システムの詳細設定]をクリック。システムのプロパティが出現。

→[詳細設定]タブの[環境変数]をクリック。

→システム環境変数の[Path]を選択し、[編集]をクリック。

→なんか色んなパスが入っているので、末尾にMzScheme.exeが入っているフォルダまでのパスをコピペしましょう。

※(例)C:\Users\【ガチなユーザ名】\MzScheme\ がパスの場合

○○\○○\○○\;C:\Users\【ガチなユーザ名】\MzScheme\

赤字が追加部分です、

 くれぐれもCの前の「;(セミコロン)」を忘れないようにしてくださいね!

→怒涛の[OK][OK][OK]で設定完了!

 

emacsのインストール

インストールのポイント

私がインストールしたときは、[emacs-24.5-bin-i686-mingw32.zip]が最新でした。

普通にzipファイルダウンロードして、好きな場所に展開すればいいです。めっちゃ楽です。

 

emacs、MzSchemeの初期設定 

 私が一番苦労したのがこれ!!

ここを書きたくて記事にしたんですよ。いや、マジで全然知らなかったのと読み逃したりしたので、すっごい時間とられました。自業自得ですね。

初期設定の際に

.emacs の編集

C:\Documents and Settings\USER\Application Data\.emacs
(Vista の場合は C:\Users\USER\Application Data\.emacs)
に 次の設定を追加しておくと便利です。USER は ログインユーザ名です。 

とあるのですが、なんと!

Cドライブの下に[Document and Setting]フォルダがない!?

いやいや、実はVistaの場合と同じなんでしょ・・・と思いきや、

USERの下に[Application Data]フォルd(ry

ってな感じで、ほとほと困ってしまったのです。

まあググってみたんですけど。そしたらこのサイトを発見しました。

Windows TIPS:Windows Vista/7のユーザー・プロファイル・フォルダの場所は? - @IT

 どうやら、windows7からフォルダの場所とか名前が変わったらしいです。

windows7からwindows8では変化ないようですので、このサイトはぜひ一読してくださいな。(windows10はわかりません~~)

 

はい、それでは結論を言います。

C:\Documents and Settings\USER\Application Data\

C:\Users\USER\AppData\Roaming\

と変換して初期設定を進めていってください。

※AppDataフォルダは隠しファイルも見れるようにしないと表示されないのでご注意を!

 

そして、もう一つ引っかかった部分があるので。

・[.emacs] は[.emacs.d]の場合もある。というかフォルダの可能性が高い。

[.emacs]がなにかしらのファイルの場合

普通に追加設定を入れればよいです。

フォルダだった場合。 

[.emacs]([.emacs.d])フォルダの下に、[init.el]というファイル(拡張子がアレだから注意画面でるけど、メモ帳で開ける。emacsで開いてもいいけど)を作る。

→追加設定を入れる。

 

この追加設定ですが、せっかくMzSchemeのPathを通したので、 

(setq scheme-program-name "C:/Program Files/MzScheme/MzScheme.exe")

部分は自分のMzScheme.exeまでのパス

ではなく、

(setq scheme-program-name "MzScheme.exe")

の方を使った方がいいかなと思います。せっかくパスを通したので()

 

また、

;; Emacsscheme 専用に使う時には以下を追加すると便利
(setq inhibit-startup-message t)  ; 起動画面を表示しない

(run-scheme scheme-program-name)  ; 起動時にいきなり scheme 処理系を走らせる

 scheme専用に使わない場合、この部分は消すか、ここの部分だけ行の先頭に「;(セミコロン)」を入れておきましょう。

もしscheme専用にしたくなった際は、行頭のセミコロンを取ればこの命令は有効になります。

 

scheme専用に使わない場合、emacsを開くと起動画面が表示されます。

そこでCtrl+c+sと打つか、メタキー(恐らくEscキー)+m+「run-scheme」+Enterキー

Schemeが起動するので、ぜひ試してみてください。

 

あ、あと、Roamingの下にmzschemerc.ssファイルがなければ、作ってOKです。メモ帳で作れます。

 

なんやかんやこんな感じで、無事にwindows8.1でemacsschemeを使えるようになりましたとさ。めでたしめでたし!

ちなみに、[.emacs.d]の.dってなんなのか知ってる人いたら教えてください(笑) 

 

<引用&参考サイト>

Scheme 入門 1. Scheme 処理系のインストール 

Windows TIPS:Windows Vista/7のユーザー・プロファイル・フォルダの場所は? - @IT